天気のいい日が続いていますね。昨日は墨俣のつりびな祭りへ出かけてきました。街の中に３０箇所ほどに設置してあるスタンプを押しながら、風情ある町並みをゆっくりと散歩しました。各スタンプ押し場にはひな壇やつりびながとてもたくさん飾ってあり、また普通のご家庭の玄関先にも思い思いの飾り付けでつりびなが揺れていました。大垣マラソンでは脇目も振らずに駆け抜けてしまう墨俣ですが、じっくりと町並みを味わうことができました。桜の咲く頃に是非もう一度訪れたいと思います。

土曜日の診療を終え、春のような陽気に誘われて杭瀬川の堤防沿いにジョギングへ出かけましたが、いつもくっきり見えるはずの伊吹山が全く見えませんでした。遠くで雨が降っているような景色で、どうやら濃い霞がかかっていたようです。今日の春一番のような風に乗って黄砂が大量に押し寄せてきているのでしょう。喘息のような咳症状の患者さんがこのところ急増しているのも黄砂の影響が少なからずあるようです。気管支の弱い方は気をつけてください。

そのあと、先週の京都マラソンの筋肉疲労を癒そうと池田温泉へ行ったのですが、露天でマッタリしながらふと視線を上げると杉の木の枝が褐色になって花粉を大量に抱えている様子が目に入り、スギ花粉症の私はそれを見ただけで鼻がむずがゆくなってしまいました。

アレルギー性鼻炎は、症状が強くなる前に抗ヒスタミン剤を開始することで症状の悪化予防が期待できますので、スギ花粉症の方は今のうちから内服することをお薦めします。当院では、過去に内服歴のある鼻炎薬については、相談の上で１ヶ月分の処方をしていますので、お気軽にお申し出ください。

昨日北小学校の学校安全保健委員会、食育推進委員会に参加してきました。まずこの冬のインフルエンザの状況が報告されましたが、昨年の約1.5倍の罹患数とのことで、やはりB型が早くから流行した影響が出たようです。その他、学校内での怪我や環境衛生検査の結果、給食の食べ残し量の検討、体力測定の結果など様々な報告がされましたが、その中でも北小の高学年の体力（特に跳躍や俊敏性を必要とする部分）が全国平均を下回っていたのが心配です。体力向上に向けた様々な取り組みがなされていますが、学校内での活動のみで体力を向上させるのは難しいかもしれません。帰宅後や週末などに、勉強ばかりでなく体づくりのための取り組みを各家庭で取り組んでいただきたいと思いました。

先ほどCMで流れていましたが今週末は東京マラソンが開催されますね。私は一昨日京都マラソンに出場してきました。前半にペースを上げすぎたため終盤に足が動かなくなり、かなり歩いてしまいました。サブ４を達成するためにはもっと走り込んで脚力をあげる必要があることを改めて痛感しました。５月のカーター名水マラソンでのサブ４達成を目指して練習したいと思います。

西濃地区の患者数定点情報では２１人とピーク時の半分ほどになり、 ようやくインフルエンザも落ち着いてきたようです。咳が先行してその後発熱した時にはインフルエンザを疑ってかかりましょう。

連休明けの昨日は発熱の患者さんが多数みられました。地元の興文中学校ではA型インフルエンザにより２クラスが学級閉鎖となっています。これまで当地区周辺ではB型インフルエンザが学童を中心に多く見られていましたが、これからA型インフルエンザの感染が広まるのではないかと懸念されます。またインフルエンザに隠れてのど風邪もかなり流行っているようです。溶連菌による咽頭炎も散発していますので、喉の痛みが日に日に強くなり発熱した場合には溶連菌検査を受けることをお薦めします。

空気が乾燥して黄砂や花粉の影響も出始めています。症状がひどくなる前の早期治療をご検討ください。

寒い日が続いていますね。インフルエンザに混ざって風邪もかなり流行っているようですので、身体を冷やさないように注意してください。

昨年かなり話題に上りましたインフルエンザワクチンですが、既にワクチンを終了している病院が多いようで、今週に入って岐阜方面からワクチン接種のために数名の方が来院されました。未使用のワクチンは今月いっぱいで回収される見込みで、当院でも17日（土）をもって接種終了とさせていただくこととしました。接種ご希望の方は来週中にお越しください。

昨日は医師会の内科当番として、大垣市救急医療センターの内科診療を行いました。朝から大勢の発熱患者さんが待っておられて、小児科も合わせて100名ほどが来院され、そのうち３分の１ほどの方にインフルエンザの陽性反応を認めました。A型が２割、B型が８割という割合で、大垣市内では依然としてB型が流行しているようです。

今週の寒波の影響もありインフルエンザの猛威はまだしばらく続きそうです。ご注意ください。