*今だからこそ運動しましょう*

緊急事態宣言が延長されました。岐阜県ではこのところ新規発生が抑えられていますが、感染者の多い愛知県との往来が多い地域であること、まだ県内入院患者数が多いことからでしょうか、引き続き特定警戒都道府県に指定されています。当院では感染症状のある方への隔離策や防護措置のみならず、受付のビニルカーテンやスタッフの防護衣・マスク・グローブ装着など、常時の防護装備を徹底しています。不快に感じる方もみえるかと思いますが、ご理解のほどお願いいたします。

自宅にいる時間が増えると基礎代謝が減少し消費カロリーが減少します。最近の定期検査結果を見ますと、明らかにLDLコレステロールやHbA1cの上昇傾向が見られています。また連日のニュース報道にさらされることからうつ症状を発症する方も見られています。道端ですれ違う人からコロナウイルス 感染を起こすことは(現在の岐阜県内では)まずあり得ませんので、是非外へ出て身体を動かし、ストレスを発散していただきたいと思います。

 

*手作りマスクをいただきました*

通院されている患者さんから手作りマスクをいただきました。

私には大島紬柄、スタッフにはウサギや花柄など色とりどりの柄です。あらかじめサイズを尋ねられたので、私たちの顔をイメージしながら作られたのではと思います。裏地はとても柔らかくしかもレース様の柄まで付いていて、飾っておきたくなるようなマスクです。

医療従事者への応援の気持ちがこもった素敵なマスクをいただいて、心が軽くなった気がします。診療中はサージカルマスクを使用しないといけないのですが、普段使いとして大切に使わせていただきます。

 

*血圧の下がりすぎにご注意を*

いよいよ暑くなってきました。ここ2週間ほどの間に受診された高血圧治療中の患者さんの多くに、血圧の低下がみられています。気温が高くなると抹消血管が拡張し、また発汗量が増加することで血管内の塩分量と水分量が減少するため、物理的に血圧(血管内圧)が下がるわけです。

2019年の高血圧治療ガイドラインから目標血圧が厳しくなり、それ以前よりもやや強めの降圧治療を受ける患者さんが多いと思いますが、気温の影響で必要以上に血圧が低下すると立ちくらみやフラつきを感じたり、場合によっては脳梗塞の発症につながるケースもあります。これからお盆までの間、自分の血圧が下がりすぎていないか自宅血圧を確認されるようお願いいたします。