新型コロナのクラスターが西中学校で発生するなど、大垣市内での感染者数増加に比例するように、当院でのPCR検査数も徐々に増加中です。昨年NEAR法PCR検査機器を導入して以来、即時のPCR結果説明に努めてきましたが、徐々に診療時間内での対応が困難となりつつあります。
14日からは当院でもコロナワクチン追加接種が開始となります。更に業務がひっ迫することを受け、午前11時以降のPCR検査は同日午後に、午後18時以降のPCR検査は翌日朝に、結果連絡させていただくこととします。ご迷惑をおかけいたしますがご理解のほどお願いいたします。
新型コロナウイルスの検査材料の不足が続いています。大垣市内の医療メーカーも品切れ状態で、発注をかけても納入がかなり先になる状態となっています。現在新型コロナだけでなく、発熱・上気道炎症状の風邪や、胃腸風邪も流行っており、風邪症状の方全てに検査をするだけの検査試薬がありません。
本日大垣市民病院より、簡易検査キットおよびPCR試薬とも底をつきかけて西濃地域の医療崩壊が差し迫っているため、重症化リスクのない発熱者の検査は37.5℃以上の発熱が3日以上持続している場合にのみ限定すること、発熱者には3日間の自宅待機を要請すること、以上について医師会に連絡がありました。
当院もこの方針に則り、重症化リスクのある高齢者および基礎疾患のある発熱者、37.5℃以上の発熱が3日以上持続しているまたは高熱で体調不良の著しい方(酸素濃度が低下しているなど)に限定して検査を実施することとします。
西濃地域の医療崩壊を防ぐため、今一度皆さんのご理解とご協力のほどお願いいたします。