昨日、糖尿病講演会in西濃に参加し、岐阜大学内分泌教授に就任されました矢部大介先生の「糖尿病治療薬の効果と食事療法」と題した講演を拝聴しました。ご飯の前に野菜を先に食べると健康に良いということはよく耳にしますが、実際にオリーブオイル40mlまたはサバの水煮40gを食べてからご飯を食べると、インクレチンやGLP-1が増加してインスリン分泌と胃運動が抑えられ、血糖値の急上昇が予防できるそうです。また野菜を先に食べると糖吸収が抑えられることから、まず野菜や魚などのおかずを先に食べてからシメにご飯を食べるようにすると良いそうです。こうすることにより特にDPP-4阻害剤の効果が増強できるとのことです。一度試していただきたいです。