連日目が回る忙しさの外来診療が続いています。昨日はこれまででもっとも多く30名ほど陽性確認し、まだまだピークを迎えていない様子です。

現在のオミクロン株の典型的な症状経過としては、咽頭痛が見られてから半日から1日後に39℃前後の発熱が見られます。小児は嘔吐や下痢などの胃腸症状を伴うことが多く、高齢者はあまり発熱せずに痰がらみや咳嗽のみが急に見られ始めるといったケースも散見されます。

明日から岐阜県陽性者登録センターが始まります。40才未満で重症化リスクのない方は、急な咽頭痛が見られましたら自宅でのマスク着用を開始してキットを取り寄せてください。発熱してすぐでは陽性反応が出にくため、発熱が見られた半日後以降のタイミングで抗体検査をすることをお勧めします。陽性確認後症状が強く投薬希望の方は発熱外来にご相談ください。